1.基本設定
計算式項目ではアプリ内のレコード項目を利用した計算式の作成が行えます。
また、計算結果はグラフ作成の際に「データ項目」として利用できます。
1-1.項目名
項目名を変更できます。 レコード項目の作成画面のえんぴつアイコンでも設定できます。
1-2.計算式
項目を作成後に「変更を保存」すると計算式の設定が可能になります。
計算式は[項目名]や後述する[項目キー]などのレコード項目を指定する事で計算が行えます。
計算式は「 + - * / 」などの加減乗除の記号を使用した四則演算や、[SUM]や[AVG]を利用してサブレコードの合計値や平均値を計算することができます。
下記の例では[項目名]を使用した計算式を記載しています。
例1:単価を税込にする場合
[単価の項目名] * 1.1
例2:単価×数量の計算をする場合
[単価の項目名] * [数量の項目名]
例3:日付の差分を計算する場合
[日付1] - [日付2]
例4:特定の日付から20日後の日付を計算する場合
※計算結果の型を日付にしてください。
[日付] + 20
例5:サブレコード項目の合計数を計算する場合
SUM([サブレコード名.項目名])
例6:サブレコード項目の平均値を計算する場合
AVG([サブレコード名.項目名])
例7:サブレコード内での項目の計算方法
[サブレコード名.項目名] + [サブレコード名.項目名]
※同じサブレコードに計算できる項目がある場合に計算できます。
1-3.計算結果の型
計算結果の型は特定の数値の範囲で計算が行われます。
※計算結果の型は「変更を保存後」に変更が行えなくなります。
計算が行われる数値の範囲は以下になります。
整数型(小):-128 ~ 127
整数型(中):-2,147,483,648 ~ 2,147,483,647
整数型(大):19桁の整数値
小数点型:小数点型を選択した場合、後述の「桁数」を指定する事で任意の桁数を設定できます。
日付型:計算結果を日付として扱います。
1-4.桁数
計算結果の型に小数点型を指定した場合に設定が行えます。
整数部分の桁数と、小数点以下の桁数設定が行え、未設定の場合は整数部分の桁数が10桁、小数点以下の桁数が0になります。
例:3,2と設定した場合は「123.45」のように表示されます。
※計算結果が1,000以上にる場合は、整数部が3桁までのため、999.99が登録されます。
1-5.前後の文字
入力フォームの前後に、任意で文字を表示させます。
1-6. 権限グループ
項目に権限グループを割り当てると、項目ごとに閲覧・編集・削除の権限を割り当てることができます。
2.検索設定
検索設定はアプリ内のキーワードや絞り込みの検索方法を選択できます。
チェックボックス項目で設定を行える検索設定は下記になります。
2-1.重複検索
登録したデータに重複したデータがあるかの検索を行えます。
例えば、数値を入力して重複チェックを行うと、その数値に該当する重複したデータが表示されます。
2-2.計算結果の型が日付型の場合の検索設定
※下記の設定は計算結果の型が「日付型」の場合にのみ適用されます。
2-2-1.日数の検索
「経過日数」や「残り日数」での検索が可能になります。
経過日数:計算結果の日付から経過した日数の検索が行えます。
例:申込日から30日経過したデータを検索
残り日数:登録されているデータまでの日数の検索が行えます。
例:申込日まで10日以内のデータを検索
2-2-2.月の検索
登録されているデータの「月」を検索できます。
2-2-3.カレンダーで検索
カレンダーで検索の設定を行うと、カレンダーで選択した特定の日付や選択した範囲内での検索が可能になります。
特定の日付を検索:の場合は特定の日付を指定できます。
範囲を指定して検索:の場合は任意の日付の範囲を指定できます。
行わない:カレンダーでの検索を行いません。
2-3.計算結果の型が数値型の場合の検索設定
※下記の設定は計算結果の型が「数値型」の場合にのみ適用されます。
2-3-1.検索方法
指定した範囲と完全一致のどちらかを指定できます。
範囲指定:a~bといった数値の範囲で検索を行えます。
完全一致:入力された数値と一致するデータの検索を行えます。
3.変更可否の設定
権限のあるWorksユーザー等が「アプリ側の項目設定画面」から、項目名の変更や項目順序の変更などの設定を行えるようになります。
※設定が行えるユーザーは「アプリ権限」タブの「アプリ管理」を許可しているユーザとなります。レコード項目の変更はアプリを利用する全ユーザに影響を与えるため、適切な権限設定を行ってください。
1.項目の使用・未使用の変更
許可すると項目の使用・未使用の変更が可能になります。
2.項目名の変更
許可すると項目名の変更が可能になります。
3.項目の順序変更
許可すると項目の順序変更が可能になります。
4.検索対象の可否の変更
許可すると項目を検索対象の可否の変更が可能になります。
5.ソート対象の可否の変更
許可すると一覧表示の際のソート対象の可否の変更が可能になります。
6.一覧表示対象の可否の変更
許可すると項目を一覧表示の対象にするか否かの設定が可能になります。
7.詳細表示対象の可否の変更
許可すると項目を詳細表示の対象にするか否かの設定が可能になります。
すべて選択
上記全ての項目を選択します。
下はアプリの画面です。「許可する」にチェックを入れた項目は、アプリのレコード項目の設定画面でアイコンが表示されます。 権限を持ったユーザーは、アプリ側からアイコンを使って設定を変更することができるようになります。
4.高度な設定
4-1.項目キー
項目キーはレコード項目毎に異なる固有の名称で、半角英数のみ入力が行えます 「帳票機能」や計算式などで使用します。アプリ内で同じ項目キーは設定できません。
※一度確定すると後から変更することができません。
4-2.計算を行う際の条件
準備中となっております。
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